ちょっと炎上したブログ主、紅藍です。
 まあそれはそれとして、ブログの編集画面を見ていると以前にはなかったものを見つけた。ブログ名の横に星が四つちょこんとついている。これはなんぞやと思ったのだが、ひょっとしたらPV数が爆発的に伸びたことによってブログ自体の評価が上がったのかなと考えていた。
 そこでふとライブドアブログのカテゴリ別ランキングを確認した。すると……。
ランキング

 気づかぬうちに35位まで上がっていたというね。ちなみにレビューカテゴリのブログは三千くらいあるらしい。なのでけっこう大躍進だ。
 なので今回は、どうやってブログの評価を上げるのかという点を話していこうと思う。

1 ブログはPV数が命
 これは紅藍レビューを新たに始めるときにいろいろ確認したことなのだが、ブログの世界は第一にPV数が重視される。まあそれは当然なのだが、このPVというやつが厄介だ。
 なにせこのPV数は要するに量的な換算なわけだから、質的な数値ではない。つまり良質な情報でようやく100PV稼ぐよりも、ちょっと煽るようなタイトルを振って1000PV稼ぐ方がブログの世界では正義である。
 今の時流で言えば「コロナウイルスの情報に関する真偽について」と題してデマをひとつひとつ打ち消す真面目くさった内容よりも、「コロナウイルス対策! これだけは覚えておくべき10のこと!」とか言って、「1、手洗い 2、うがい 3、マスク」みたいな内容のない記事を書く方がブロガーとしては成功する。PVが質的な数値ではないということは量が絶対視されるということであり、どんな内容であれ数を稼ぐやつが正義だ。ルール無用時間無制限の玉入れ合戦みたいなもので、丁寧に一個一個、フェアに入れているやつは馬鹿を見る世界だ。
 世の中からまとめサイトや悪質なニュースサイトがなくならないわけである。
 ちなみに本ブログはまだ収益化していない。たんにやり方がよく分かっていないというのもあるし、まだ収益化できるほどPVも回っていなかったからだ。しかし炎上するくらいなら早い段階で収益化しておくべきだったかもしれない。

 ところで炎上だが、こいつには裏技がある。炎上するとブログのPVは急速に伸びるわけだが、当然炎上自体は褒められた行為ではない。しかし炎上には実は「正しいことを言って炎上する」パターンが存在する。
 この方法は簡単、というほどではないが難しくもない。ある特定の層に喧嘩を売って、清く正しく批判すればいい。表現の自由戦士と揶揄されるオタク層やネトウヨが狙い目だ。連中を批判して、連中のインフルエンサーに見とがめられればたちまち炎上してPV数が稼げる。そして正当な批判なのだから誰に恥じることもない。これからブログを始める人は参考にしてほしい。
 私の炎上した記事「広告の性的描写批判が殺人描写忌避にはつながらないことをしつこく確認する(JAなんすんにおける『ラブライブ!』コラボポスター批判を皮切りに)」はオタク層に(正確にはオタク層でもなかったのだが)に喧嘩を売った結果である。そういえば私の所属する同人サークルD坂大学の新橋九段はネトウヨに喧嘩を売ってPV数を伸ばした実績がある。やり方は人それぞれだが、とにかく、人様に迷惑をかけない大丈夫な相手をよく探して喧嘩を吹っ掛けるといい。今はアンチフェミあたりに喧嘩を売るのがいいかもしれない。馬鹿を馬鹿と言えばPV数を稼げるってとてもすてきだ。

2 実はブログの閲覧時間も大事らしい
 これはブログの評価を上げる方法を調べていた中で知ったことだが、ブログは閲覧時間も評価に入るのだとか。つまり長い時間ひとつの記事が見られると評価が上がるとか。
 えーホントにぃ? という気がするが……。しかし検索して上位に出るブログ記事は大抵、うっすい内容を大量の改行で長くしているのが目に付く。だからそう言われればそんな気もする。本当なのだろうか。
 紅藍レビューではどうも真偽が怪しいのでその手法は取っていない。そもそもライブドアブログはスマホ版のレイアウト編集は出来ない仕様で、うちのブログの読者の多くがスマホからなのでそういう手段は取りにくい。さすがにPC版のブログの文字は小さすぎる気がするので改良の余地があるのだが。

3 そもそも評価が上がらないと
 で、けっこう大事なことでこれからブログを始めるような人には特に注意してもらいたいことだが、ブログは評価されないと検索に引っかからない。何を当たり前のことを思われるかもしれないが、純然たる意味で検索に引っかからないのである。
 ブログを始めた当初、紅藍レビューを検索してみたらまったく引っかからなかった。記事のタイトルを丸々コピペして検索しても引っかからない。今試みに検索してみると幸い引っかかるようになっているが、ブログ始めたてはこれがきつい。検索で引っかからない。引っかかるためには評価を上げないといけない。そのためにはPV数を稼ぐしかない。PV数を稼ぐには検索で引っかからないといけないという詰んだ状態に陥る。
 だから人は炎上に頼るのだなとしみじみするが、一応対応策はある。
 私もやっていることだが、TwitterなどのSNS上でブログを更新するたびに宣伝するのである。そういう地道な行為を繰り返して認知度を上げていくしかない。どうもInstagramだと貼り付けたURLが機能しないとか新橋が言っていたので、やはりここはTwitterの出番だろう。ライブドアブログはTwitterと連動してブログを投稿するとTwitterにもそれを投稿してくれるのでありがたい。

4 記事数を増やす
 そして大事なのはコンテンツ量。これに限るだろう。とにかく収益化したい、そのためなら悪魔にだって魂を売ってやるぜというハードコア系のブロガーはさておき。普通のブロガーは自分の書きたいものがあり、その内容が評価されたいに決まっている。薄っぺらい情報を何倍に希釈して扇情的なタイトルをつけるなんてことは許しがたいはずだ。
 だったら書くしかない。たくさん書けばどれかは当たる。どれも当たらなくても、少しずつPVは重なっていく。そしてそれが評価につながるのだ。紅藍レビューがミステリを中心としつつ、時々別のことをしているのもこのコンテンツの拡充を求めてのことだ。

 とにかく大事なのは書くこと。その先に清く正しい炎上があり、PV数の躍進がある。まあ、もっときちんと計算して書くべきだとは思うが。収益化の道は長い。